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【資料】復興事業計画(第四次)素案 平成26年度いわき市行政経営市民会議 | いわき市役所

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Academic year: 2018

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(1)

いわき市津波被災市街地土地利用方針 勿来地区

1.地区の概要(被災前)

【地区特性】

・ 当該地区は、いわき市中心部より南に約20kmに位置し、津波被災市街地の被災前の人口は642人、 世帯数は248世帯となっていました。

表 各津波被災市街地の人口、世帯数

小浜 岩間 錦町須賀

人口(人) 164 306 172 世帯数(世帯) 56 134 58

・ 地区内には、常磐共同火力勿来発電所や小浜漁港とともに、その関連施設が立地しています。

【土地利用特性】

・ 小浜の土地利用は、大半が住宅であり、住宅地内に畑地が点在していました。漁港部とその周囲には、 小浜漁業協同組合施設や水産関連工業施設、店舗併用住宅が立地していました。

・ 岩間では、地区中央部に田地が広がり、住宅の他、社宅、グラウンドなど火力発電所の関連施設、商業 業務施設、工業系施設が多く立地していました。

・ 錦町須賀は、鮫川の河口部であり、住宅用地に畑地が点在していました。

2.被災状況

・ いずれの地区も全壊及び大規模半壊の割合が高くなっています。

岩間地区被災状況

3.被災者意向

●今後希望する住まいの場所

・ 今後希望する住まいの場所は、「被災前の地区に近い津波が来ない安全な場所(高台など)」が各地区 で最も多くなっています。

・ 次いで各地区とも「被災前と同じ場所」となっています。

●復興案を策定していく上で必要な対策

・ 復興案を策定していく上で必要な対策は、小浜では、「津波が来ない安全な高台などに移転できれば」、

「今回のような津波が来ても街を守れる十分な強度の防波堤が整備されれば」が最も多くなっています。

・ 岩間では、「津波が来ない安全な高台などに移転できれば」が最も多く、次いで「今回のような津波が 来ても街を守れる十分な強度の防波堤が整備されれば」、「かさ上げされた防災道路や津波防災緑地など

(2)

4.地区復興の基本的考え方

【全体復興の基本的考え方】

・ 本地区には火力発電所や関連事業所が立地し、いわき市都市計画マスタープランでは、本市のエネルギ ー拠点としての新たな開発が地域づくりの方針として示されています。都市環境面では、沿岸地域や崖地 等で所要の防災対策を講じ、安心して住めるまちづくりに努めることが位置づけられています。

・ 市街地復興に当たっては、災害に強い地区づくりを最大の目標にするとともに、地区再建という観点か ら新たな環境・エネルギー関連機能の導入の検討や、水産業等地場産業の復興を目指します。

【土地利用の基本的考え方】

・ 住宅地については、被災者意向も踏まえると、現位置での復興と高台での復興、地区外での復興に分か れていることから、それぞれの移転場所で良好な環境が形成され、利便性も確保されるよう配慮します。

・ 県道泉岩間植田線の再整備などにより生活利便性の向上を図るとともに、アクセス利便性も活かした環 境・エネルギー関連機能や産業機能等の導入を検討し、復興を牽引するような土地利用の誘導に努めます。

・ 住宅再建が困難な被災者向けに、災害公営住宅を整備します。

【津波防御の基本的考え方】

・ 海岸・河川の防災対策、津波防災緑地や海岸道路の整備などのほか、避難地や避難路の指定、避難訓練 等によって安全な場所に迅速に避難できる対策など、多重防御による「減災」の考え方を基本とし、地区 の安全性の向上を図ります。

5.地区別復興の方針

土地利用の方針 防災施設整備の方針

小浜 ・ 住宅地等については、防災対策等により、 地域の安全性の向上を図りながら快適な市街 地の再生を目指します。

・ 県道泉岩間植田線の南側については、水産 業や関連事業所など、地場産業の復興を目指 します。

・ 河川、海岸、漁港の防災対策を行います。

・ 安全な場所に速やかに避難できるよう、迅 速な災害情報の伝達とともに、避難路の指定 や避難場所への表示板の設置など防災対策を 充実します。

岩間 ・ 住宅地等については、一部近隣の安全な場 所へ移転し、防災対策等により、地域の安全 性の向上を図りながら快適な市街地の再生を 目指します。

・ 周辺の住環境に配慮しながら、利便性を踏 まえた位置に産業・業務機能の誘導を図りま す。

・ 海岸の防災対策を行います。

・ 津波被害を軽減する観点から、海岸堤防と 合わせて、防災緑地や海岸道路を整備し、災 害に強い市街地を形成します。

・ 安全な場所に速やかに避難できるよう、迅 速な災害情報の伝達とともに、避難路の指定 や避難場所への表示板の設置など防災対策を 充実します。

錦町 須賀

・ 住宅地等については、近隣の安全な場所へ 移転し、一部区域については、防災対策等に より、地域の安全性の向上を図りながら現位 置で復興することを基本とします。

・ 住宅の移転跡地については、自然的土地利 用を誘導します。

・ 海岸の防災対策を行います。

・ 避難地に速やかに避難できるよう、迅速な 災害情報の伝達とともに、避難路の指定や避 難場所への表示板の設置など防災対策を充実 します。

(3)

※ 当該土地利用方針図は、現時点での案であり、今後、被災

者や市民の皆様のご意見やご要望、国の制度改正や関係機関

との調整により変更されることがあります。

【小浜】

主な取組み

主体 主な取組み 備考

県 ・海岸の防災対策(海岸堤防の嵩上げ)

・河川の防災対策(渚川堤防の復旧)

・道路の整備(泉岩間植田線) 市と連携

市 ・震災復興土地区画整理事業(想定世帯:約 25 世帯) 柱3

《土地利用方針》

・住宅地等については、防災対策等により、地域の安全性の向上を図りながら、快適な市街地の 再生を目指します。

・県道泉岩間植田線の南側については、水産業や関連事業所など、地場産業の復興を目指します。

・平成27年度までに土地利用が図られることを目標に事業を進めていきます。

(4)

【岩間】

主な取組み

主体 主 取組み 備考

県 ・海岸の防災対策 海岸堤防の嵩上

・津波防災緑地の整備 市と連携

・道路の整備 泉岩間植田線 市と連携

市 ・消防団施設、機械の整備 土地利用と合わせあ 方検討 柱

・沿岸域等 お 埋蔵文化財試掘・発掘調査 柱

・震災復興土地区画整理事業 想定世帯:約 33 世帯 柱

・防災・ 災対策施設(避難路・誘 サイン等)の整備 柱

《土地利用方針》

・ 住宅地等については、近隣の安全な場所へ移転し、一部区域については、防災対策等により、 地域の安全性の向上を図りながら、快適な市街地の再生を目指します。

・ 周辺の住環境に配慮しながら、利便性を踏まえた位置に産業・業務機能の誘導を図ります。

・ 平成 27 年度までに土地利用が図られることを目標に事業を進めていきます。

(5)

【錦町須賀】

主な取組み

主体 主 取組み 備考

県 ・海岸の防災対策 海岸堤防の嵩上

・河川の防災対策

中田川の河川改修、鮫川堤防の嵩上

市 ・災害公営住宅の整備 整備予定戸数:64 戸 柱

・道路整備 (都)関田江栗線 柱

・防災集団移転促進事業 対象世帯:約 39 世帯 柱

・津波避難ビルの整備 錦東 学校 柱

・防災・ 災対策施設(避難路・誘 サイン等)の整備 柱

《土地利用方針》

・ 住宅地等については、近隣の安全な場所へ移転し、一部区域については、防災対策等により、 地域の安全性の向上を図りながら現位置での復興を基本とします。

・ 住宅の移転跡地については、自然的土地利用を誘導します。

・ 平成 27年度までに土地利用が図られることを目標に事業を進めていきます。

(6)
(7)

2 災害公営住宅の整備等プロジェクト

1 災害公営住宅の整備等に向けた全体方針

○ 東日本大震災により住宅を失い、自力で再建できない方に対して、安心して生

活できる住宅を確保するため、災害公営住宅の整備に向けて取り組みます。

○ 一時提供住宅入居者に対する住宅再建に向けた助言等の支援に取り組みます。

【イメージ図】

(平成261010日現在)

・雇用促進住宅:420世帯

・教職員住宅:2世帯

・民間借上げアパート:1,402世帯

・仮設住宅:172世帯 合計 1,996世帯

⑴ 住宅再建に向けた支援

被災し、一時提供住宅に入居している市民自らが住まいの確保ができるようフ

ァイナンシャル・プランナーによる無料のセミナー、相談会を実施するなど住宅

再建を支援します。

① 実施内容

セミナー(隔月・1箇所)

個別相談会(隔月・2箇所)

戸別訪問相談(必要に応じて)

② 専門家

ファイナンシャル・プランナー

一時提供住宅

災害公営住宅 (1,513 戸建設予定)

集合住宅型

1,367戸程度

戸 建 型 146戸程度

住宅再建に 向けた 助言等の支援

生活再建相談会開催の模様

(平成251012 会場:勿来)

住宅再建の支援

(8)

⑵ 災害公営住宅の整備

① 整備地区・整備戸数・入居予定時期

地区名等

整備予定

戸数

うち 集合住宅

うち 戸建住宅

入居予定時期

(目 標)

久之浜地区

(136戸) ①久之浜 136 120 16戸 集合

平成27年2月 戸建 平成2712

四倉地区

(151戸) ②四倉 151 130 21

集合 平成26年7月 平成2610 戸建 平成2610

平地区

(430戸)

③北白土 50 50 0 集合 平成2711

④作町 45 45 0 集合 平成26年8月

⑤沼ノ内 40 40 0 集合 平成26年4月

⑥薄磯 103 85 18

集合 平成26年6月 平成2610 戸建 平成2610

⑦豊間 192 168 24

集合 平成26年6月 平成2610 戸建 平成2610

内郷地区

250戸)

⑧内郷雇用促進住宅 250 250 0戸 集合 平成2710 平成28年3月

常磐地区

(120戸)

⑨常磐湯本 88 75 13戸 集合 平成28年1月 戸建 平成2711

⑩常磐関船 32 32 0 集合 平成26年3月 小名浜地区

(189戸) ⑪小名浜 189 165 24戸 集合

平成2711 戸建 平成2711

勿来地区

(237戸)

⑫佐糠第一 30 30 0 集合 平成2710

⑬佐糠第二 21 21 0 集合 平成2710

⑭錦町 64 64 0 集合 平成26年4月

⑮勿来四沢 50 20 30 集合 平成27年1月 戸建 平成2712

⑯勿来関田 72 72 0 集合 平成27年1月

合 計 1,513 1,367 146

② 整備場所

・津波被災地区:地域コミュニティの回復等を考慮し、被災地に近接した場所

・内陸部:病院や学校に近い場所等、利便性を考慮した場所

(9)

③ 住宅の種類

被災者の安定した生活を一日でも早く確保するためには、まとまった数の災

害公営住宅を早急に整備する必要があることから、集合住宅を基本として整備

する。なお、戸建て住宅については、維持管理費が割高となるなどの課題があ

ることから、地区間の格差が発生しないよう考慮し、全体整備戸数の1割程度

を整備する。

④ 入居者募集方法及び決定方法

○ 入居者募集方法

ア 一斉募集(終了)

全地区の災害公営住宅の一斉入居申込み受付を、平成 25 年 10 月 22 日か

1224 日まで、市役所本庁舎及び各支所で行った。

イ 二次募集(終了)

空き住戸に係る二次募集を、 平成 26 年5月 12 日から6月 13 日まで市役

所本庁舎及び各支所経済土木課で行った。

ウ 三次募集(終了)

空き住戸に係る三次募集を、平成 26 年8月 21 日から8月 29 日まで市役

所本庁舎及び各支所経済土木課で行った。

エ 定期募集

平成 2611 月以降は、 退去等による空き住戸があった場合について、 毎

月上旬頃、市役所本庁舎及び各支所経済土木課で定期募集の受付を実施す

る。

○ 入居者決定方法

「いわき市災害公営住宅入居選考基準」に基づき、入居者の選考を行う。

⑤ 一時提供住宅制度の延長要望

国及び県に対しては、 災害公営住宅の整備が概ね完了する時期まで一時提供

住宅制度を延長するよう要望する。

⑥ 家賃低廉化支援

被災者が災害公営住宅に入居する場合、入居者の家賃負担を軽減するため、

災害公営住宅家賃低廉化事業及び東日本大震災特別家賃低減事業を実施する。

⑦ 市独自の災害公営住宅家賃減免等

被災者が災害公営住宅に入居する場合、 仮設住宅等の一時提供住宅からの移

行に係る負担軽減、 早期の生活再建へ向けた支援及び低所得者の負担軽減を図

ることを目的に市独自の減免を実施する。

⑶ 応急仮設住宅等の共同利用施設維持管理費等への補助

(10)

四倉南団地(戸建住宅)

2 主な取組み

主体 主な取組み 備考

国 ・災害公営住宅整備事業 復興交付金

・災害公営住宅家賃低廉化事業 復興交付金

・東日本大震災特別家賃低減事業 復興交付金

県 ・恒久的な住宅対策の実施 県復興計画

市 ・一時提供住宅入居者への生活再建のための相談支援 柱1

・応急仮設住宅等共同利用施設維持管理等事業費の補助 柱1

・災害公営住宅の整備 柱1

・災害公営住宅入居者の家賃減免等の支援 柱1

・災害公営住宅への移転費用の支援 柱1

作町東団地

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